去勢・避妊手術について
去勢・避妊手術をすることにより、癌や生殖器系の病気の発症率を下げることができます。また、マーキングの防止などの問題行動を軽減させることができます。
子どもを産ませるかどうかがまずは重要ですが、繁殖させる予定がないのであれば、犬も猫も生後6ヶ月以降に手術してあげることをおすすめいたします。
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去勢・避妊手術をすることにより、癌や生殖器系の病気の発症率を下げることができます。また、マーキングの防止などの問題行動を軽減させることができます。
子どもを産ませるかどうかがまずは重要ですが、繁殖させる予定がないのであれば、犬も猫も生後6ヶ月以降に手術してあげることをおすすめいたします。
会陰ヘルニアは、去勢をしていないまま成長したワンちゃんに多い病気です。肛門の周囲の筋肉が衰えてできた隙間から、直腸や膀胱などの臓器が飛び出してしまう状態になります。ヘルニアが起こる部位にもよりますが、下痢や便秘・排尿困難など、さまざまな症状を引き起こします。
精巣から分泌されるホルモンバランスが崩れると、前立腺肥大のリスクが高まり、直腸や尿道などの臓器が圧迫され、排便や排尿が困難になってしまいます。血尿や尿漏れの頻度も増えていくので、トイレの様子を飼い主様でチェックしていただくと、病気の早期発見が期待できます。
乳腺の周りに腫瘍ができている状態で、触るとしこりなどを感じることができます。腫瘍は良性と悪性に分かれますが、悪性だとリンパ節を介して全身に転移する可能性があり、命を落とす恐れもあります。去勢手術により、乳腺腫瘍の発生率は下がりますので、繁殖の予定が無ければ、できるだけ早い時期の手術がお勧めです。
子宮蓄膿症の特徴は、子宮の内部に膿が溜まってしまうことです。その多くの原因は細菌感染です。
排膿が見られない症状が重症化しやすく、敗血症で多臓器の障害を引き起こすリスクが高まります。元気や食欲の低下・陰部からの排膿や尿量の増加・一日あたりの水分量が非常に増えたなどの症状が見られます。
ワンちゃんやネコちゃんの去勢・不妊手術をご希望の飼い主様は、まず当院にご連絡ください。手術日のご予約ですが、ご希望のお日にちがすでに予約で埋まっているケースもございますので、いくつか候補日を事前にご用意いただくとスムーズなお手続きが可能です。
初診の場合は、まず診察が必要ですので、あらかじめご了承ください。
※手術の前日は、22時以降の絶食にご協力をお願いいたします。
手術前日の22時以降はもちろんですが、当日もご飯を食べていない状態で朝10時までにお越しください。
大切なペットたちをお預かりする前には、麻酔や手術に関するご説明を必ず行っております。分かりやすさを心がけておりますが、ご不明点がございましたら、遠慮なさらずに担当の医師にお聞きください。
症例によっては、当日の検査や手術が長時間に及ぶこともございます。
お時間には余裕をもってお越しください。
麻酔や手術が可能な状態かどうかを判断するために、手術前には体温測定や聴診・血液検査やレントゲン撮影を行います。
精密な検査を徹底し、手術の安全性をより高めております。
手術時はドレープというカバーで患部以外を覆い、患部の細菌が拡散しないように配慮し、細菌による二次感染の予防に力を入れております。手術器具も滅菌されたものだけを使用し、常にペットたちの体をチェックしながら、安全かつスピーディーな手術を心がけております。
手術は当日中に終わりますので、手術後はお帰りになれます。しかし「麻酔からの目覚めが悪い」「手術中の出血量が多い」など、術後の経過が良くないと判断した場合は、入院が必要なケースもあります。
抜糸は基本的に手術から約2週間後を目安に行いますので、事前にご予約いただくとスムーズな診察が可能です。